無題

自己救済のため都合良く模られた、

責める者もなく、

そもそも、理解なんかされていない、

ああ、それも被害妄想？

笑い飛ばしてほしいなぁ。

会いたい。

無題

これは　ゆめ　だ　。


認識はある。
五感のそと。

願望　、　つまり　　　　　　幻想。


だから君を目の前にして、
ぼくは君に　　「あいたい」　　と　。

ああ、なんて矛盾だ！
笑ってしまうね。

驚いたように見開かれた目。
続いて、あきれ果てた溜息。


確かに　、　君　だ　。


その精巧さはようするに、
どれだけ俺が、って、いいややめよう。


「一人で笑うな、気色悪い」


…まったくもってその通りです。




ってか、そっちこそなんなのさ。
もっとなんかこう、あるだろう？




ホラ、あるだろう。
あっただろう。
あるはずなんだ。
あるんだ。

なんでもいい。
幻でも偽者でも気のせいでもそうさこんなの自己満足だでも知ったことじゃない。


“　もし　、　もういちど　きみに　あえたら　”


そんなのは叶わないんだと知っているから。



「ごめんね」(会いたい)
「ごめんね」(それだけ)
「ごめんね」(上っ面だ)
「会いたい」(それだけ)

無意味な情報を捨て去る際に知覚される現象
必要な情報を忘れないようにする活動の際に知覚される現象 













目が覚めたら、きっとすべて、忘れている。